2007年10月10日

難易度

自分の次は別の曲な上、まだ手をつけられないので、これから作品を作っていく方々のお役に立てるよう、ベースとなるIOSYSさんの曲と途中下車との絡め方についてのお話でも。

これを基準にクオリティの高い作品を作っても良し、そこから外して朝鮮をするも良し、参考となれば幸いです。


これまで自分が出した作品の原曲となったIOSYS曲でMADの作りやすさから言うと
【難】お嫁>えふおーいー>ウサテイ>うどんげ>魔理沙【楽】
こんな感じです。
(ちなみに、メロディラインのはっきりしている曲はアナウンス音源では不可能に近いと推測されます。まずよほどの音源でない限り、声を伸ばせないので。)

どうしてこの順か、単純に言えば台詞の量やテンポですが、細かい事もいろいろあるので、曲ごとに紐解いていこうと思います。

 
まずは定番である魔理沙。

これはジャンルを問わず参考作品が山ほどありますし、テンポもわかりやすく、台詞を入れる箇所も少なく、発メロ・走行音・ドア開閉音の使いどころもほぼ決まっています。テンポを合わせるのは当然の事なので、どこで差をつけるかと言えば出だしとオチ。聴き慣れている曲なので、途中に大きなネタを仕込んでも流されやすいという面もありますし、評価も厳しくなります。まさに登竜門と言った曲ですね。




次に来るのはうどんげ。

自分の作品では、敢えて原曲の歌詞に沿わずテンポにのみ乗ると言う形を取りましたが、基本は、台詞数種類の連呼。難しいのはサビにあたる部分で長台詞が待っているところ。ですが、原曲の台詞も丁寧な説明口調なのでアナウンス音源には持って来いの部分。いかに普通のトーンで変な事を言わせるかと言う部分に終始するかと思います。




そしてカクテイシリーズとなったウサテイ。

最初に出た2作品で停をやりすぎたため(w)、各路線それぞれで様々な弾幕を待つようになりました。カクテイシリーズと呼んで良いのかわからなくなりますが、ノリが良いので、入れる台詞をハイスピードにしても、ゆっくり合わせても大丈夫と言うすごい曲。そういった優しい曲なので、動画で差をつけると言う手法に切り替わりつつありますね。

音での難点は、裏でまりおが自重しない中、何を言わせるか。
これは最初の2曲と変わらず、喧嘩かありえない台詞のオンパレード。
喧嘩は、それまで男女デュエットをさせていたので思いついた物なのですが、あんな風に作れたのは偶然。原曲ではまりお一人なので原曲から道を外れたやり方。やはりこの部分は相当な難易度です。ただ、意外にも他ジャンルでよくある『まりおとの会話を成立させる』物がないので、選択肢としてはこの3つになるかと思います。

4つ目の選択肢を探し当てて成立させる作品が出てくるのも楽しみです。




えふおーいーとのそうぐう。

テンポは一定ですし、一番の盛り上がりと終盤にさえうまく大きなネタを持って来れれば難しいとは感じないかもしれません。

しかし、この曲、20の台詞バリエーションが必要となります。これは上で挙げた作品の中でも多い方。ちなみに配分としては6-4-6-4。この区切りごとでオチをつけていく必要がある上、『兄貴と私、ボディビル』の部分と最後の4つはこれまでの流れとは違うネタを使う事となります。ただ乗せて作るだけならどの曲よりも簡単ですが、ネタに数がないと難しいように思います。

また、名詞を並べにくい作品なので、台詞選びも重要になります。
ネタ作りの腕が試される曲のように思います。




そして、最後に最高難度であるお嫁にしなさいっ!

これまで挙げた曲とは遥かに難易度が違います。テンポが遅い曲なので普通に合わせようとするのであれば、VOCALOIDレベルの音声合成が出来なければ不可能。歌声ではなく話し言葉を伸ばしたり細切れにすると違和感が生じます。自分の作品もこの点はアウトです。

また、歌詞に合わせると作れません。あくまで曲のテンポに合わせるのが良いかと思います。この曲においては、シンクロの難易度が高く、台詞も量が必要。えふおーいー同様単語は使ったところで量的に付け焼刃。その上意味が通じなくなります。



お嫁MADを作って!と言う声が上がっているのを最近よく見掛けますが、作った身として言わせていただきます。そんな簡単には出来ませんw 『作者は病気』?オレもそう思う!( `・ω・´) b

そして、これを出したばかり頃、受け入れられていなかった事を強く覚えています。

『どうしてこんなのを作ったんだ』と言うコメントをいただいたのですが、これはハマセンでのコメントで「次はお嫁あたりか?」というコメントを見て決意。その時点で思い浮かんだのは、例の乗換駅の箇所。ウサテイの前にも試しに触れたのですが、作れる気がまったくせず諦めました。

そのため、この曲だけは替え歌のように歌詞を予め考える作戦に出て、それでどうにか形に出来ました。勢いだけでは作れない物ですね。


そして何より、この曲は必ず長さがフルVerの2分半。自分の場合1日で30秒ちょっとしか作れなかった計算になります。台詞量も半端ではなく、発メロシンクロも台詞欠乏症からくる一種の逃避です。横浜線限界よ♪というのも本音で、ATOSである向山さんに切り替えこれまで頑なに使わないで来たWAWAWAも使う始末。

途中で切り、勝手にショートにする…というのもどこを切っても曲に歪みが生じるので出来ません。


この長い曲、どこで笑いを取るか。
それはこの曲でやったという事自体での出オチですw
はま線の場合は、元々のネタとお借りしている音源が多いおかげで作中にも混ぜる事が出来ましたが、これを1発目の曲として選ぶには相当大変な物だと思います。現に他ジャンルでもお嫁が初投稿と言う音声MADは数少ないので…。


正直なところを言えば、ある程度の段階を経て、何にでも合わせられるぜ!という自信と力と評価がついてからの挑戦をお勧めします。
偉そうに、てめぇ何様だよ!と自分でも思うのですが、それくらいの難易度で未だにどうしてここまで頑張れたのかわからないくらい苦悩しました。歌詞の意味を考えずに作れる他ジャンルが羨ましく思えてきます。


お嫁MADを望まれてる方が居る以上作る意義もありますし、自分も見てみたいので助言を言わせて頂くとすると、クオリティはあまり考えない方が良いので、出来る限りの事をしてみてくださいと言う外ありません。ただ、頑張ったと言う自分の中での達成感はでかいですよw




上で挙げた以外のIOSYS曲ですが、自分の見た限りでは自分の予定曲としている『taboo tears you up』くらいですね…。ただこの曲も長い上にウサテイとはまた違った長台詞が待っていますので簡単な物ではありません。基本的にハイな曲、アップテンポな曲で、最後までそのペースでないと難しいです。

IOSYSから離れてもこれは同様です。むしろ普通に歌っている歌にアナウンスを載せて、その上で意味が通じる作品と言うのはかなりの難易度になります。

見る方々からするとたまにはスローテンポな曲でも聞いてみたいという気持ちもおありかも知れませんし、自分もそういった面での可能性を見出したいと思っているのですが、曲のテンポと難易度は反比例するため気長にお待ち下さい。きっとどこかからすごい作品が出てくると思うのでw




総じて言えるのは、合わせるだけでは意味がないと言う事。
ただ作るだけなら音いじりに慣れればなんて事はないので。マニア心をくすぐったり笑わせたり出来るような内容で勝負をするのが途中下車シリーズの真骨頂。

自分の作品は、動画や曲とのシンクロで増強しているとは言え、根幹はただ沿線の人たちに笑って欲しいから、他線の人たちにも路線の枠を飛び越えて親近感を持ってもらいたいから作っています。クオリティは二の次、むしろそのハードルを当然のように越えていかなければ笑ってもらう事も出来ません。

日常に当たり前にある物が、ふとしたきっかけで面白い物に変わる。それこそが途中下車の作品なのだと皆様から教わりました。

それがただの自己満足では特に何も伝わらないのではないかと思うので、大切にして頂けると嬉しいです。




まとめサイトも今週中に公開と言う形で目処もつきました。
データを入れるのが遅れる可能性はありますが、それでも来週の月曜日がリミットです。

と言う事で、そろそろ作品作りに戻れるので、横浜線のボーナストラック作品をいじりながら徐々に勘を取り戻しつつ、本格的に他線作品の制作に入ろうかと言うところです。しばらく作品を出していない為、作者としての自分は忘れ去られて居るので、勝手に感じていたプレッシャーも減りました。作者様方には見張られているような気配が結構しますがw

最近の自分は、もはや『作ってから文句言え』と言われるレベルのブランクがあるように感じるため、すごく申し訳なく思っています。それでも、その間に、皆様方が作品やコメントなどを通じて自分の作品へのメッセージを送って下さっているのは大変感謝しております。その恩をこちらも作品で返せるよう暴れ回ろうと思っていますので、その時はお手柔らかにw


また、横浜線シリーズ5曲すべてでの1万再生突破、シリーズ累計10万再生突破を達成させて頂き、ありがとうございました。この場でも皆様方へ御礼申し上げます。頂いたご評価を覆されないようにするためにも、精進してまりいます。また新しい挑戦を通じて日常の中での小さな幸せと笑いをお届け出来たらと思いますのでよろしくお願いいたします。


今日はこの辺で。
みんな頑張れ!こっちもまとめサイト頑張る!
posted by naru at 05:45| ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お疲れ様です。がんばってください。静かながら、影で応援しています。
Posted by 快速急行 at 2007年10月14日 14:18
>(ちなみに、メロディラインのはっきりしている曲はアナウンス音源では不可能に近いと推測されます。まずよほどの音源でない限り、声を伸ばせないので。)

あれから五年近く、これも「ごり押し」と云われつつ、見られるようになってきましたね。
Posted by at 2013年04月12日 13:06
>(ちなみに、メロディラインのはっきりしている曲はアナウンス音源では不可能に近いと推測されます。まずよほどの音源でない限り、声を伸ばせないので。)

あれから五年近く、「ごり押し」と云われつつ、見られるようになってきましたね。時代の変化を感じます。
Posted by at 2013年04月12日 13:07
失敬、二度書き込んでしまったようなので、一つ目を削除願います。お手数をおかけし申し訳ありません。
Posted by at 2013年04月12日 13:08
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